
陸上の選手だったフィル・ナイト(NIKE創業者)はランニングシューズのメーカーを作ろうと考えましたが、資金も技術も人脈もまったくありませんでした。
彼は日本のオニツカタイガー(現アシックス)を訪ね「私はあのプルーリボンスポーツの社長だ。あなた方のシューズをアメリカで売るので代理店にしてくれ。」と強く訴えましたが、この時点では「ブルーリボンスポーツ」は存在しないのでただのハッタリです。
その後、オニツカタイガーを販売した利益で立ち上げた「NIKE」は世界的なスポーツメーカーになり、彼は巨額の富を築きました。
ここ一番の勝負の時には多少の「ハッタリ」も必要かもしれませんね。