
米サステナビリティー会計基準審議会(SASB)財団の理事にも加わっていますね?
「環境や社会の問題はグローバルに取り組むべきものが多いので、投資家の目を意識するなら開示基準も世界規模で考えていくべきだ。もちろんSASB基準を他国・地域の基準と調和させていくことも欠かせない。
そのために米国外の意見にも耳を傾けなければならない。金融業や医療などその国ごとの規制や法律に縛られる分野の基準のなかには、米国の外では使いにくいものがある。しかし、それはおおむね全体の2割で、残りの8割は米国外の企業も使える内容だ」
「多くの日本企業も関心を示していると聞く。今後2~3年の間にSASB基準でESG情報を開示する例が増えていくのではないか。我々としてもどのように国際的に受け入れてもらっていくか、もっと考えを深めたいと思っている」
-日経新聞より-