資産運用の相談相手

資産運用を本格的に始めたいと考えてるが、誰に相談すれば良いのか?と質問を受けます。相談先をざっくり切り分けてみましたので、参考にしてください。

金融機関に相談をすると、相手が販売したい商品を勧められやすい事は間違いありません。そこで、金融機関から独立して資産運用のアドバイスをする人達を紹介します。

ざっくり分けると3タイプ。

ファイナンシャルプランナー(FP)、独立系金融アドバイザー(IFA)、公認投資助言者(RIA)になります。

FPは家計やライフプランの専門家です。住宅ローンや保険といった身近な金融商品の使い方の一環として、資産運用について助言するケースが多いようです。

IFAやRIAは一般に、株式や投資信託の具体的な商品を提案するなど、より踏み込んだ投資助言に主眼を置いています。IFAはインターネット専業証券などと提携し、投資する商品の提案から実際の発注までを担います。RIAは金融商品の売買には関与せず、投資助言に徹する点がIFAと異なります。主な顧客層は運用資産が比較的大きな富裕層です。

報酬体系は、FPは相談をするごとに料金を払うのが一般的で、IFAは金融商品の売買を仲介し、その際に手数料がかかります。RIAの多くは顧客の預かり資産の額に一定の料率を掛けた料金を受け取ります。

いずれのサービスを利用する場合も資産運用の責任は自分で負うことになりますので、専門家に任せきりにするのではなく、自分で判断するための相談相手として付き合うことが前提となります。

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