
各抵抗は記載せず、大局のみ分析をしてみました。EURUSDはアメリカのインフレが少しずつおさまって行く中で、終わりの見えないインフレから金利が上昇していくという事から、一気に巻き返しが起こりました。
テクニカル的には2011年から続いた下降トレンドを上抜けしたものの、上昇トレンドには転換せず、結果的には過去の下降トレンド内に戻ってきています。
図はweekチャートですが、高値切り下げラインでサポレジが起きている事や、過去のトレンドのチャネルラインが機能している事を見ると、やはり上値は重い展開になると思います。
直近では、切り下げライン、移動平均線、水平線など抵抗が重なりますので一旦は下げ、その後上を試して抜けるか、抜けないかを見ていく必要があると思います。
抜ければ一段上の下降レンジ、抜けなければ現在の下降レンジ内での推移となりますが、もう一度安値を更新するまでの勢いはないと思いますので、新たなサポートを模索する値動きになると思います。
いずれにしても、大局的な目線は下です。