
先週暗号資産交換業者のFTXが破綻し、市場から30兆円以上の暗号資産が消え、主要銘柄ものきなみ暴落した暗号資産市場ですが、テクニカル的には今後はどうなるのか?BTCUSDを分析していきたいと思います。

BTCUSDの週足です。先週、FTX破綻のニュースを受け、2か月間サポートされていた18000ドル付近を割れてしまいました。このサポートは、2017年のバブル最高値が意識されたラインで、多くの人がここは買い支えたポイントでした。
しかし、ここを明確に割れた事からBTCは更なる下落圧力が高まっています。
どこまで落ちるのか?目安は13867ドル、その下が9735ドルです。13867ドルは一旦の目安なだけで強い抵抗ではありません。ですから、コロナ前の水準であり、更に上抜け後サポートされた(転換ポイント)9735ドルが次の大きな抵抗で、ターゲットとなります。
ファンダメンタル的に、FTX破綻の余波を受けて悪いニュースが出てくタイミングで更なる下落がスタートしていくと考えています。テクニカル的にも下なので、現状としては暗号資産を買ってはいけない時期に入りますね。
節目毎にポジションを取って来た人は含み損を抱える展開となっていると思いますが、辛抱強く次の節目を待つのが良いと思います。