米CPI発表

今、世界で最も注目を集めている指標が米CPI・消費者物価指数だと思います。40年ぶりのインフレ率とか、90年ぶりの株式相場であるとか、とにかく世界は過度な金融緩和によってお金が溢れかえってしまったようです。

為替相場では雇用統計が最も注目されますが、先週の雇用統計もなんなくクリアし、完全雇用を米経済は維持しています。なので、金利を上げる絶好の機会という事で、後は、どのくらいのペースで上げていくのか?0.5%なのか、0.75%なのか、年末のターゲットは?などなど、注目を集めているという事ですね。

CPIは通常は、天候に左右されやすい食品関係や、エネルギーを除いたコアCPIが(日本はコアコアCPI)注目されるのですが、ウクライナ問題により、石油と小麦の供給不足から、本当に必要な生活必需品や、生活に密接にかかわっているガソリン価格など、CPIこそが今最も重要という声もあり、2つの数字をしっかりと見ていく必要がありそうです。

大きなトレンドには逆らってはいけませんから、そういう意味でも、今はテクニカルと同時にファンダメンタルも気にしたいですね。

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