
ロシアがドル建て国債が償還出来なくてデフォルトをするのではないか?というニュースがありましたが、結果的に償還をした事からデフォルトは回避されたと思ってました。しかし、1カ月間の猶予期間の間の利息が支払われていないという事から、結果的に債務不履行(デフォルト)と判断されました。
ロシアのデフォルトは1918年以来となるので、100年ぶりとなります。ルールはルールという事も納得できますが、やはりこれは欧米の意図が見え隠れしていますね。
デフォルトとなると外貨建ての債券が発行出来なくなるので、戦費の調達等に徐々に圧力がかかってきます。ロシアは強気の戦争を始めましたが、国債の償還には結果的に応じた事からも、国際金融市場からの追い出しは嫌がっていました。
そのロシアに対して、制裁の一環として、デフォルトとしたと考えられます。
最近はロシア情勢への興味が少しずつ薄れてきましたが、経済制裁は着々とロシアを追い込んでいるみたいですね。