BTC保有量の変化

BTCの大口保有者の事をクジラと言いますが、逆に小口保有者の事をここではイルカと称して、その保有量の割合をグラフにしている記事です。このグラフから読み取れる内容を少しだけ分析してみました。

まず2021年2月頃からイルカが急激に参加をしてきました。そしてクジラがBTCを売って利益確定をしています。それでもBTCの価格が上昇してますから、クジラが利確する(売る)量よりも、イルカが買う量の方が大きい事がわかります。

ようするに、一般投資家が暗号資産市場に参入していきているという事です。

そして、イルカが大きくなりシャークとなり、100BTC~1000BTCの保有者(おそらくは機関投資家という位置づけ)に成長し、どんどん買増しをしている事がわかります。

その後、BTCの価格が6月頃には反落しますが、またそこから11月に向けて上昇し高値を更新しています。しかし、クジラとシャークの保有量に大きな動きはなく、もっと小口の一般投資家が参加してきたと推測できますね。

これらを一言でまとめると、ごく限られた一部の人だけが取引していた暗号資産が、ある程度の結果と今後の可能性を示した事で機関投資家が参入し、そして一般人にまで情報が下りたという事です。

そして、これからはどうなるのか?というと、利益確定をしてキャッシュを持っているクジラが、再度投資をしてくるという事が考えられます。すると、機関投資家も買増しをし、更に一般投資家も続々と参入してくるという事です。

暗号資産の市場は、まだまだこれから大きくなると思います。

SNSでもご購読できます。