
昨日の米株式市場はとてもボラティリティが激しい1日となりました。特に激しかったのはナスダックです。一時、4.2%くらいのマイナスとなりましたが、引けにかけて一気に上昇して結果0.5%くらいのプラスで終えました。そして、ダウも同じような値動きをして、一時1000ドルのマイナスという大台に達しました。
昨日は上昇してスタートしましたから、最高値から一気に下落した事を考えると、1371.05ドル急落した事になります。そして、1100ドル上昇するわけですから、物凄い相場でした。
チャートを見ても長い下ヒゲが出て陽線で終わってます。通常、こういうローソク足が出ると、反転して上昇していくのですが、本日も陰線ですから、まだまだ下げそうな展開です。
米株式市場は完全にリスクオフに入っています。現在は約10%の調整となっていますが、赤太線付近が20%の調整ラインですので、この辺りまでは見ておく必要があるかもしれません。今週のFOMCでどのような発表があるのか、注目です。