
今回は、世界各国の導入例を紹介したいと思います。簡易的にまとめてますので、もっと詳細をしりたい!気になる!という方は是非ご自身で調べてみてください。
①スイス
導入の是非を問う国民投票が実施されたが、働く意欲が失うという反発が多く否決
②フィンランド
フィンランドのBIの導入目的は、労働力の向上でした。これを前提に、失業手当受給者からランダムに2000人を選び約7万円を2年間支給するも、対象者の労働意欲に変化は見られず、実験を延長することなく終了しました
③カナダ
オンタリオ州の約4000人が年収の50%を無条件で支給された(正確には少し異なる)が、導入実験の費用がかかりすぎるとの事で、3年間の予定が1年で終了した。
④スペイン
困窮世帯を対象に、単身世帯で462ユーロ(約6万円)、多人数世帯で最高1015ユーロ(約13万円)の保障。現在も実験中。
⑤オランダ
既存の社会保障受給者300人を対象に単身900ユーロ(約12万円)、多人数世帯1300ユーロ(約17万円)。無条件でお金を受取れるグループと、ボランティア活動をしなければならないグループと分けて実験している。2019年10月まで行われたが、結果は発表されていない。
その他、アメリカカリフォルニア州、カタール、ブラジル、イタリア、ドイツなどで導入実験が行われています。