共通報告基準(CRS)

各国の富裕層の海外資産を把握するため、2017年から101ヶ国・地域の税務当局が非居住者の金融口座情報を相互に交換し始めました。

例えばシンガポールを例にとれば、日本の居住者がシンガポールの金融機関に持つ預金、証券口座の保有者氏名、口座残高、利子・配当年間受け取り総額などが、シンガポールの内国歳入庁を通じて日本の国税庁に年一回自動的に入ってきます。

もちろん実施国にはスイス、香港、ケイマン諸島、英領バージン諸島、モナコなどのタックスヘイブンも入ります。

海外口座に資金がある人はしっかりと勉強する必要がありますね。

SNSでもご購読できます。