
ニュージーランド証券取引所は、海外からのサイバー攻撃の影響で、25日から28日午後まで4日連続で取引が停止されていた。
サイバー攻撃に関与した人物や組織については現時点でははっきりしていない。ただ専門家らは、攻撃を阻止できなかったことは同国の防御体制に疑問を投げかけるものだと指摘している。
同取引所は25日と26日に、海外から分散型サービス妨害(DDoS)と呼ばれるサイバー攻撃を受けて、取引を一時停止した。
この影響で27日も取引が引き続き停止され、28日は取引を再開すると発表していた。
だが、その後の声明で、株式市場の寄り前取引が延長され、現地時間午前10時32分(日本時間午前7時32分)に取引は停止されたと説明。債券市場の取引も現地時間午前9時58分に停止した。
-ロイター-