
9分という短い講演でしたが、インフレ抑制に対して、とても強いメッセージが含まれていました。
まとめると、物価安定のみに集中しインフレを抑制する。抑制が確信出来るまで引き締めを継続する(単月のみの数字では判断しない)という事です。
この発言を受けて、先週金曜日のダウ30は今年3番目に大きい下落となりました。
また、最終的にどこまで利上げするのか?を予想するドットチャートも、3.75%から4%へ上方修正されるのではないか?とも言われています。
9月以降、欧州の利上げがほぼ確実視されているので、今後も日本とアメリカの金利は広がるばかりです。
ドル円はテクニカルは短期売買に活用して、長期ではファンダメンタルを見て取引するのが良さそうです。