
2022年4月4日から、東京証券取引所の4市場が3市場に再編されます。この再編によって影響を受けるTOPIXは今後どの様になるのか?国内外問わず、多くの投資家が注目をしています。
今回の再編は一部上場企業の質の低下を防ぎ、魅力ある市場にするという事のようです。これは東証が正式に発表しています。
なぜ、一部上場企業の質が低下してしまったのか、それは、上場基準が新規上場と、2部から一部、マザーズから一部の上場基準が異なっていた事により、簡単に一部に上場できてしまった事です。そして、その後の上場廃止基準も低かった為、質の悪い企業が一部に残り続けてしまったという事です。
この基準を厳しくする事により、現在2200社ある一部上場企業が1600社くらいの約7割くらいまで減ると言われています。
この再編により、影響を受けるのが一部上場企業の平均株価指数であるTOPIXです。約3割も銘柄が減る(変わる)わけですから、株価が変わる事が容易に想像できます。
これに関しては市場に混乱が起きないよう、段階的に構成比率を変えたり、銘柄を入れ替えていくようにするみたいですね。ニュースを読んでいると比較的スムーズに移行出来るように感じますので、混乱はないように思います。
今回の再編は、どちらかというと、かなり前向きでとても良い変更なのではないかと思いますので、世界にとって魅力ある市場になる事を期待したいですね。