
債務上限は、米連邦政府が借金出来る債務残高の枠という事ですが、現在、アメリカはどのくらいの債務残高があるのか?
よく日本は世界一の借金大国と言われ、デフォルトの可能性も話題にあがります。
最近ではMMT理論などから問題はないという人や、資産を入れると借金は半分になるという話もありますが、現在日本の借金は2020年3月末の段階で1200兆円を超え、対GDP比で、世界に類を見ない借金大国となっています。
では、アメリカはどうなのか?アメリカの債務残高は、約30兆ドルで日本円にして約3000兆円となります。この数字を見て、あれ?と思い調べてみたら、やっぱり日本てダメな国だなと思ってしまいました・・涙
日本とアメリカは、人口もGDPも約3倍という認識を持っていました。すると、借金の対GDP比は、日本もアメリカも変わらないはずじゃないかと思ったのですが、現在のアメリカのGDPを調べてみると、なんと、2200兆円もありました。
日本の約4倍です。2011年は1500兆円しかなかったのに10年で700兆円も増えています。日本は1993年から500兆円をウロウロしています。だから、対GDP比が250%という、世界に類のない数字になるようです。
アメリカは借金は増えているけど、経済も成長しています。お金が循環していますので、良い借金と言えるのではないでしょうか?額だけ見ると怖いですが、今後も米経済は発展して行くと期待したいですね。
因みに中国は20%と驚くほど小さいです。