
今、世の中は脱炭素を掲げ化石燃料に頼らない持続可能な社会を目指しています。少し時代をさかのぼると、世界の主要なエネルギーは木炭から石炭、石炭から石油と、約100年毎にエネルギー革命が起きています。
自動車は石油と共に発展し、1896年(だっと思う)にフォードがガソリン車を開発してから急激に発展してきました。しかし、100年経った今、再びエネルギー革命が起きようとしています。そして、そのエネルギー革命と共に発展していく次世代の自動車が電気自動車という事です。
2020年、新車に占める電気自動車などの割合は、EUが10.5%、アメリカ2%、中国5%、日本1%となっています。数字だけみると、まさにこれから!という感じですが、各国の目標は2030年~2035年に向けて、ガソリン車の禁止であったり、普及を50%以上にするという目標が掲げられています。EUに至ってはハイブリット車の禁止という目標も掲げています。
因みに、車の種類は現在4種類あります。ガソリン車、電気自動車(EV)、ハイブリット車(HV)、燃料電池車(FCV)の4つで、FCVは水素と酸素(空気)を反応させて発電しモーターを動かす車の事です。
各国の取組みにより、2035年には広く一般的にEVが浸透していると思われますが、そこに至るまでの課題を少し紹介したいと思います。