2021年末の国債発行残高

2021年末の段階での国債発行残高が発表されています。これは予想ではなく正確な数字です。グラフを見ると、近年の緩やかな上昇から一変して、急激に伸びています。

新たな借金にあたる新規の国債発行額は、43兆5970億円と、借金に依存する苦しい財政運営です。数字を追いかけても正直どの様な計算をするとこうなるのか、よくわからないです。ただ、コロナ対策で短期国債を約40兆円発行した事による、急激な上昇という事は間違いありません。オリンピックや更なるコロナ対策で短期国債を発行すれば、年度末で1000兆円になってしまいますね。

普通国債の残高は2021年度末の時点で990兆3000億円と過去最高を更新する見通しで、膨張の一途をたどっています。

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