
世界中の全てのものがAI(人口知能)によって様変わりしようとしていますが、その反面「テクノロジー失業」で人間の仕事がなくなるリスクが大きくなってきました。
最近ではAIとセットで語られるようになったのがBI(ベーシックインカム)です。BIは全ての国民に一律で生活費を現金で給付する制度です。
結果的に国民投票で否決されましたが、スイスでは一人につき月額2500フラン(約27万円)のBI が国会で審議され、フィンランドでは2019年の2月から(試験的に)無差別に選んだ2000人に毎月560ユーロ(約7万円)の給付を始めました。
もともとはイギリスの思想家のトマス・モアが1516年に書いた「ユートピア」で訴えたものでしたが、まさか500年経った今ごろ語られるとは本人が一番驚いていますよね。